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膵臓がんの手術後に有効な抗がん剤

すい臓がんは、消化器がんのなかで最も予後の悪いがんの一種だが、その余命延長に有効な抗がん剤の効果が確認された。

膵臓(すい臓)は胃の裏側に位置し、十二指腸に接しており横に細長い臓器である。そのため、早期発見が困難なだけでなく、 2 cm以下の小さながんであっても、非常に早い時期に周辺臓器への浸潤、近くのリンパ節転移、肝臓などへの遠隔転移が発生してしまうのだ。 すい臓がんは、最も悪性度の高いがん だと言える。

すい臓がんの切除手術後の抗がん剤治療に際して、従来の標準治療薬とされる抗がん剤塩酸ゲムシタビン単剤よりも、 抗がん剤TS-1(ティーエスワン)単剤の方が、生存期間を大幅に延長させることが証明された。

すい臓がんの切除手術を受けたステージ2, 3のがん患者385例に対する治験の結果だ。

すい臓がん効果的な抗がん剤 TS-1は、体表面積に合わせて規定された投与量を1日2回、 28日間連続して経口摂取する。その後14日間休薬する42日を1クールとし、4クール(6ヶ月間)で実施した結果だ。

すい臓がん治療に用いることのできる抗がん剤は限られているため、切除後の補助化学療法としてのTS-1の有効性は朗報と言えるだろう。

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